ネックに固定し、写真のようにフレットを押さえます。
略して「カポ」とも呼びます。
同じコードを押さえても、カポタストをはめると、そのフレット数だけキーが高くなります。
元歌のキー(調)を変えて歌うときには、順番にフレットをずらしていけばOKです。
男性だと女性ボーカルの曲などはキーを上げ、オクターブ下を歌えばけっこういけます。
例えば、2フレットにカポタストをはめて、Cコードを弾けばDの音になり、5フレットにはめてCを弾けばFになります。
1フレット上げれば半音上がり、2フレット上げれば1音高くなります。
苦手なコードを避けるために使うこともできます。
バレーコードが苦手な人は、たとえばFコードであれば1フレットにカポタストをはめ、Eコードを弾けば出てくる音はFコードの音です。F#であれば2フレットにはめればOKです。
カポを使ってポジションを移動させると、フレットの間隔が狭くなり、弦高も低くなるので弾きやすくなる、というメリットもあります。
2フレットにはめるのを「2カポ」と言います。
「○カポで」と言えば、○フレットにカポタストをしてプレイする、ということです。

クラシック用とアコースティック(フォーク)用とでは、弦を押さえる部分のアールが異なっているので間違えないで下さい。
アコースティック用でも種類によってクラシック用のようにアールのついてないものもあるので、自分のギターを確認してから選んで下さい。

注意したいのは、カポタストの種類、取り付け方でチューニングが変わってしまうことがあります。
ゴム式、ばね式、ねじ式とあります。
はめて演奏するときにコードを押さえにくくならないでっぱりのすくないシンプルなものがお勧めです。
カポタスト自体の重さも軽いものから、けっこう重いものまでありますが、軽いものが使いやすいと思います。
津本 幸司
シンコーミュージック (2001/08/02)
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